大学生のうちに読むべき本 おすすめ5選

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人間関係の悩み情報化社会特有の不安など多くの人が抱えていると思います。

それらをうまく対処し、より幸福度の高い人生にするヒントが今回紹介する本には隠されています。

学生の間などにそのような本を読んでおくと、これからの長い人生を意味のあるものにできると思います。

本は最高の自己投資です。

読むか読まないか迷う前に読んでください!

 

<紹介する本>

  1. 嫌われる勇気
  2. このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法
  3. 人生を思い通りに操る 片づけの心理法則
  4. LIFE SHIFT
  5. FACT FULNESS

 

1. 嫌われる勇気


フロイト、ユングに並び、心理学界の三代巨匠とされるアドラー

彼の独特だけど、的を射ている心理学をわかりやすく書いた本です。

アドラーは、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩み」だと断言しています。

この本には、人間関係の悩みから解放されるヒントが多く載っているので、読み終えた時には生きることが少し楽になるかもしれません。

本の最後の方に、アドラー心理学を理解するには自分の年齢の半分の年月がかかると書かれています。

つまり若いうちに読んでおいた方が、脳が凝り固まっていないので新しい知識を受け入れやすいということです。

読んでいない方は、いますぐ読んでみてください。

 

2. このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法


まだ就職もしていないのにいきなり転職の本…と思うかもしれません。

しかし転職の考え方や利点をある程度知っておくと、会社に勤めながら自分の付加価値を増やしていく重要性を理解しやすいと思います。

・もし、勤めている会社が倒産したら…
・リストラの対象になったら…

そんなとき専門知識などのスキルがあれば、転職は成功しやすいです。

・自分に向いてない仕事をこの先何十年も続けるのはしんどい…
・上司や同僚の人間関係がうまくいかない…

そういう場合も積極的に転職するべきです。

せっかく良い会社に入ったのに辞めるのは勿体ないからと、自分の身を削ってまでそこに居続けることはストレスを溜めるだけです。

転職イコール会社の裏切り者という風潮は全くの誤りです。
転職=スキルアップの機会という捉え方が正解。

「転職の思考法」の中に、どの社員もいつでも転職できるくらい優秀だけど、敢えてその会社に居続けているのが理想の会社 と書かれています。

理想の会社では、スキルアップできる環境が整っているということです。

逆にそうでないのであれば、転職を考えてみた方が良さそうです。

この本の価格は1500円代ですが、転職を成功させるための方法が事細かにわかりやすく書かれているのでそれ以上の価値があります。

 

3. 人生を思い通りに操る 片づけの心理法則


片付けは人生を豊かにしてくれます。

なぜなら片付けの本当の目的は、迷う時間・モノを探す時間・管理する時間を減らし、余った時間で自分がやりたいことをすることだからです。

例えば、洋服が多すぎると毎日どの服を着るか迷います。
また、衣類の繊維が集まりホコリが多くなるので掃除が大変です。
収納スペースも多く必要になるので部屋が狭くなります。

服は少ない方がメリットが多いものの、お気に入りの服や高かった服を手放すのはそれなりに勇気のいる行動です。

しかしこの本を読めば、モノを捨てる決断ができる人になれます。

無駄なモノがなく大切なモノだけに囲まれた空間は、集中力を高め、より生産的な時間を送ることができます。

この本を読んだ後は Daigo 流の片付けを実践してみてください。

 

4. LIFE SHIFT


この本によると、2007年生まれの日本の子どもの50%は少なくとも107歳まで生きるそうです。

100年ライフを幸福度の高いものにするためにはどうすべきか。

世界が変わるなら、働き方や健康についての知識もアップデートしていく必要があります。

この本では、1945年・1971年・1998年生まれの三人の(架空の)登場人物の人生を比較することで、長寿化がもたらす変化を描いています。

長寿化を厄災の種ではなく、恩恵に変えるヒントが多く載っています。

 

5. FACT FULLNESS


人間は無意識のうちに、思い込みを通して世界を見てしまいます。

この本では、なぜそういった思い込みをしてしまうのか、思い込みせずに物事を正確に見るためにはどうすれば良いか、そういったことが面白くわかりやすく書かれています。

この著者は、人間が持つ10種類の本能を紹介しています。

  1. 分断本能
  2. ネガティブ本能
  3. 直線本能
  4. 恐怖本能
  5. 過大視本能
  6. パターン本能
  7. 宿命本能
  8. 単純化本能
  9. 犯人探し本能
  10. 焦り本能

最初の分断本能とは、世界が貧しい国と裕福な国で分断されていると思い込む本能のことです。

確かに発展途上国と先進国は対になる言葉として存在します。

しかし著者は、世界の貧困を4つのレベルに分類しています。

レベル1→1日2ドルで生活(約10億人)
レベル2→1日2ドル~8ドル未満で生活(約30億人)
レベル3→1日8ドル~32ドル未満で生活(約20億人)
レベル4→1日32ドル以上で生活(約10億人)

レベル2の生活では、自転車を購入し、料理の際はガスを使用、寝る時はベッドを使います。

よって、レベル2以上の生活は貧しい暮らしではありません。

またレベル1の暮らしをしている人の割合は、過去20年間で約半分になっています。

つまり、極度の貧困にある人の割合は減ってきています。

ニュースではテロや食糧危機など悪い事を多く取り上げるので、世界は悪い方に向かっていると思い込んでしまいます

しかし、データに基づいて客観的に物事を捉えれば、私たちが思っているよりも世界は良い方向に進んでいます

私たちは、より悲惨でドラマチックな出来事を信じてしまう本能があるようです。

そのほかの本能についても、とても興味深いものなので、一度読んでみることをお勧めします。

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